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2006年12月 9日 (土)

持参

昨日のねこ話のコメントにもいただけたのだけど、猫は遊びたい時に自分でおもちゃを持ってくる。あ、もちろんワンちゃんもだ。他の動物たちにもきっといると思う。

もちろん、アトムもキキもすることだ。アトムは最近はしなくなったのだけど、若い時にはしょっちゅうしていた。

まずアトムの場合。アルミ箔を丸めて作った銀ボールを持ってきていた。それを投げてくれということだ。『ビュン!!』と投げると猛ダッシュでボールを取りに行き、くわえて持って帰ってくる。そして私の目の前に『ポトリ』と音をたてて落とすのだ。私が気づかないフリをしていると、上半身と前あんよ片方を伸ばし、ボールをつつき、さらに私の目の前に移動させる。おかしい。これが見たくてわざと気づかないフリをしていたことがある。アトムの場合この銀ボールだけだった。部屋に転がしてあったので、よく持ってきていた。

キキの場合。今日は私が昼食を食べている時に、糸だけの付いた釣竿を持ってきた。急いでお昼をすませ、キキと遊んだ!

でも、キキの場合、私の姿が見えなくなったときにこのおもちゃ運びをするのだ。例えば私がトイレやお風呂に入った時など、廊下をおもちゃを引きずる音が聞こえてくる。このときなぜか悲しい泣き声がおまけについている。このときにくわえて来るおもちゃは釣竿の時もあるけど、ケムケムの時もある。玄関や廊下にポツンと置きざりにされたそのおもちゃを見ると、母性本能がくすぐられる。(キキもやはり、ねずみやケムケムを投げると猛ダッシュで持って来ていた)

キキはおもちゃを運んでいるとき、なぜあんな悲しい声で泣くのだろう。きっと遊んでくれないことが悲しくて泣いているのだろうと、さっきまで思っていたのだけど。ちょっと考えが変わった。

「はいはい、私が遊んであげるから、早く出ていらっしゃい、悪かったわね」と、私に言っているのかも知れない。・・・と。

1209nezumi ねずみのおもちゃに向かって腰を振り、飛びかかるタイミングを計る。

もし、ねずみのおもちゃに棒や糸が付いていると、そっちの方を見ていたり、持っている私の手を見て、動きを先読みすることもある。でも、これって・・・・・賢い!!

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