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2008年8月16日 (土)

猫の病気

うちのアトム君は19歳。動物病院の先生には、「この年まで生きるのは珍しいほうだ」と言われるけど、私はたくさんのお客様と話している限りでは、20歳代の猫ちゃんも多いということを知っている。
確かに19歳は長生きだということも知っている。
けど、もっと生きてほしいとも思う。
先日、いつものようにアトムをマッサージしていると、ゴロゴロと喉を鳴らす。だけど息を吸う時、口を少しだけ開けて息を吸う。見るからに息苦しそう。
早速病院へ、
食欲もあり、水を沢山飲み、おしっこの回数も多い。
疑われたのが、まず糖尿病、次には甲状腺機能、そして、それに伴い、腎臓の病気が隠れているかも知れないことだ。
血液検査の結果、糖尿病はなかった。コレはほっとした。
しかし、甲状腺が悪い。そのため、1週間分の薬をもらい1週間後に検査に出かけた。
その結果、体重も少し増え、隠れていた腎臓の病気が現れた。甲状腺の機能は回復したが、この薬は一生飲み続けないといけないらしい。
それと、腎不全の治療、それは1週間に1度の(程度によって日にちは違う)皮下注射だ。背中に注射して、皮膚の下がぷくぷくになる、コレは人間のする人工透析と同じことをしてくれるらしい。
この皮下注射をしてから、おしっこの色が少し濃くなった。ちゃんと悪い物が出てるんだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
食欲もあり元気だと思っていたのが、とんだ間違えだった。
年をとった猫ちゃんにありがちな行動。食欲がものすごく有るけど太らない。理由は、甲状腺が異常だと、心臓がバクバク動いている状態なので、お腹が空く、でも心臓が常にバクバクと動いているから太らない。
よく、「食欲がものすごくある」と聞いたあと、「○○ちゃん死んじゃったの」と聞く。
コレは心臓がついて行けなくなった結果なのだと思った。
猫には甲状腺の病気は多いそうだ。でも知らなかった。
気づいてよかった。
でも、毎日飲む甲状腺の薬はいいとしても、腎臓サポートの食事はまずそう。それと1週間に1度の皮下注射、コレは病院嫌いなアトムを病院に連れて行くストレスと、皮下注射のポコポコが気になって帰宅後も落ち着かない状態がしばらく続くのもストレスだ。
まだ皮下注射は1回だけだ、もう1度やってみようかな・・・
長生き、ということを考える。どういう風に生きるか、いや、生きさせるかって。私のエゴだ。
ただ、そばにいてほしいから。
でも、その治療はした方が良いに決まっている、という考えと、そんなストレスになるようなこと、なにもこんなおじいちゃんになってからやることない。
そんな考えが行ったり来たり。

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コメント

犬猫を飼ったことがないのですが
うちの鳥でも病院通ったりしてます
本人は何も言えないから
本当に飼い主判断なんですよね
最期までの責任はあるんだけど
ミチコさんの納得のいくまで
対応してあげるしかないんじゃないかなぁ

投稿: JUN*T | 2008年8月16日 (土) 10:34

初めて書き込みさせていただきます。

皮下注射、飼い主さんが家でやることができますよ。
注射そのものより病院に行くことがストレスになるようでしたら、獣医さんにご相談なさってはいかがかしら?
薬の内容や量によっては飼い主さんでは無理なこともあるようでしょうけれど・・・。

投稿: 高野瀬 | 2008年8月17日 (日) 04:23

JUN*Tさま
そうなんですよね、結局病院に連れて行きます。
連れて行って、獣医師に詳しくお話を伺うと
いろいろと良いアドバイスが出て来ました。
せっかく出会えた命、私が出来る限り守るのが自然な対応、
というか、そうなるのが必然ですね。
私の大切な、大切な家族ですから。

投稿: 花ねこ | 2008年8月17日 (日) 11:33

高野瀬さま
初めてのコメントありがとうございます。
そして、本を送っていただき、ありがとうございます。
皮下注射のことをもっと聞いてみようと思います。
高野瀬さんは、きっといろんなことをご存知なのですね。
アドバイスをありがとうございます。
昨日の午前、病院に行ったところ、腎臓の具合を示す数値は、そんなにひどい値ではなく、尿も皮下注射1度で透明から、少し色がついて来たこと、毛艶も良いことなどから、必ずしも、毎週やらなければいけないものではないことを知りました。
甲状腺の薬は一生飲み続けますけど、この注射は様子を見てからでも良いことになりました。
猫にとっても私にとっても助かります。
これからは今まで以上に猫の様子を見守り、変化を見逃さないようにしようと思っています。
次回、自宅で出来る皮下注射のことを聞いてみようと思います。ありがとうございました。

投稿: 花ねこ | 2008年8月17日 (日) 11:44

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