自然の厳しさ
デコポンの木に7匹のアゲハの幼虫を移してから、
毎日、自然に観察するようになったのですが、、
(今日は写真はありません)
でも、、それは、過酷な自然を見ている ものだったのですよ。
7匹のうち、
1匹は、早々に蛹になる旅に出たのだと思います。
そして今、最後の1匹が葉をモグモグと食べ、成長しつつあるのです。
あとの5匹は
残念ながら、寄生蜂、もしくは寄生蠅によって死んでしまいました。
それは、見ていても苦しく、でも何もしてあげられない状況で、
自然の厳しさを、思い知らされました。
こんなに小さな世界なのに。
幼虫のあの柔らかい体は、寄生し育つのに良い環境なのでしょう。
寄生蜂などの存在は一昨年知りました。
やはりアゲハの蛹のことで、蝶博士にメールをし、
そのやり取りで解ったことです。
葉っぱにじっと捕まっているのに、体が時々 ビクリ ビクリ と動く。
そんな状態です。
5匹とも、同じ状態で、葉から落ち、プランターの土の上で死んでしまいました。
見ているのも辛いのですが、見てしまうわたしなのですよね。
この小さくなった体からは、やがて寄生した蜂や蠅が生まれてくるのでしょう。
ちょっと、悔しいけど、これが自然なのですよね。
今、懸命に生きている1匹、立派に羽を広げて欲しいです。
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コメント
自然は厳しいですよね。
けどそうやって生きていくのですものねぇ~
当たり前のことだけど無駄な殺生をする人間が一番あかんね。
投稿: JUNJUN | 2009年9月30日 (水) 08:04
JUNJUNさま
わたしは単純に、みんな蝶になってくれると思っていたのですよ。。。
だけど、そんなに簡単なことではなかったのですよね。
苦しんでいる姿を見ていると
いっそ、足で踏みつぶした方が楽かも、、、、
と何度も思ってしまいました。
けど、踏みとどまりました。
投稿: 花ねこ | 2009年9月30日 (水) 18:20