早々にトラブル発生
TNR活動は尾道市全域で行われます。
だから、いろんな人、いろんな考え方があるわけで。
今日から、野良猫の捕獲檻が設置されているようです。
夕方からであって欲しい物だけど。
私は設置しません。手で捕まえて檻にいれます。
夕方、私がTNRのお話を紹介した方から連絡が入った。
ご年配の女性は、2匹捕まえる事が出来るから、
その子達を避妊手術して欲しい と喜んでいたのだ。
けれど、今日、その方が毎日通っているゴハン配りの場所で、
罠に(捕獲檻)にかかった猫ちゃんを目の当たりにしたのだ。
檻の中で気が狂ったようになっている猫を見て、私に電話をくれた。
「あんた、ひどい事するな〜〜〜〜」
と。
「こんな事するような人に、猫はまかせられない」
と、言う事で、捕獲して避妊手術はもうしない。檻は返す。
と、言うことになりました。
私は、「私はそんな事はしない」 と言っても、もう無駄です。
私も、そう言った状況の猫を見たら同じ感情を持つだろう。
だから、このいわゆる「猫捕獲」作業は嫌いだ。
私は、自分に少しだけ心を許してくれた猫を捕まえる事にしている。
捕獲檻をあちこちに設置して、全ての数を把握出来ているのだろうか、
その人は。
捕まえたら、すぐに自宅に連れて帰り、少しでも安心出来るような状態に
布をかぶせるとかしてやればいいのに。
やはり、こんなTNRのしかたは嫌いだ。
「かわいそうな子猫を見たくない」から、やっているのだ。
自分が見たくないからだ。
自分のためにやっているのだ。
猫のためなんかじゃない。
一斉捕獲して、しらみつぶしにやって行かないといけない状況なのか?
ここまでになったのは、今まで何もしなかったからではないか!
せめて、避妊去勢手術の助成金でも出ていれば、
難しい地域猫活動のルールを作らなければ、
こんな事にはならなかったはず。
全てしわ寄せは、苦しみは、野良猫達に行っている。
やはり、私もこの「 おのみち一斉TNR 」 は反対だ。
本当に猫好きなら、出来ない。
反対する人も何人か出会った。
その人達は正解だ。
私は、明日、3匹を自分で檻に入れて連れて行く。
檻の中でひとりぼっちにはさせない。
そばにいる。
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