地域猫活動事情
今朝は、尾道の地域猫活動に関してお話を訊きに来られた学生さんとあいました。
朝8時半の待ち合わせ時間1分前に現れた男子大学生君。
大学にあった、地域猫活動に関しての論文を読んで尾道に来られたそうです。
私は、てっきり、尾道は猫で有名で、
地域猫活動もしっかりしているのだろう と言った思い込みで、
わざわざ尾道に話を訊きに来られたのかと思ったのですが、
大間違いでしたよ!!
その学生君が読んだ論文には、
「尾道の地域猫活動が上手く行っていない状況」が書かれてあったのです。
ごもっともです。
そして、反対に、活動が上手く行っている地域の事も書いてあったのです。
その上手く行っている活動はどこかと訊くと、
「東北の方」
と答えが帰って来たので、
以前、お客様でいらっしゃった方とのお話を思い出し、
「それは、アニマルクラブ石巻さんじゃない?」と尋ねたところ、
そうでした!!
私は、ここに所属していらっしゃる方とお話をした事があります。
かなり良い状況に進めていらっしゃいます。
尾道は、いっこうに進歩しません。。。
大学生は、この違いの原因を追求してくださると思います。
まあ、私が思う事や、現状は全て伝えたし、
現状況、を変えて行くのはとても難しい事。
戦争で爆弾も落ちていないし、大きな災害も無かったので、
古〜〜〜〜〜〜くからここに暮らす人がほとんどで、
とても保守的な考えを持っている事。
数十年前まで、「猫が多すぎて、定期的に毒をまいて間引きしていた事」
そうしないと、猫が多すぎて困っていたと、この行動を正当化する若い人もいるということ。
猫を通りすがりになでる人はいても、飼う気持は無い人が多い こと。
地域猫活動には、全く興味がない事。
いろんな質問に答えました。
「猫が嫌いな人が多い」とは、伝えなかったな〜〜
私なんか、わざわざ私の目の前で、バイクに乗ったおばさんが
「猫を見たらバン!!(バイクの椅子を叩く)て、追い払う」っと、
そこにいた人に話している場面にも遭っている。
そこまでして、「私は猫が嫌い」を伝えたかったのだろう。
まあ、私は、人に嫌われる事は全く恐れていないので、
いくらそんな事をされても、何とも思わないからいいのですけどね。
毒入り食パンを綺麗に並べてあるのにも遭遇しています。
警察に調べていただきました。
尾道市は、猫を宣伝に(客寄せ)に使っているけど、
はっきり言って、何もしません。
猫の事は、したい人がすればいい くらいに思っているのでしょう。
せめて、否認去勢手術の助成金を、飼い猫、野良猫に限らず、
全てに出してくれたらいいのに。と思う。
犬猫殺処分ワースト1だった広島県が、殺処分0にしたのだから、
どこかにしわ寄せ(言い方は悪いが)があるのは馬鹿でもわかる。
こういった地域猫活動をしている人に、押し付けるのですよ。
去年の9月、子猫がやって来たので、愛護センターに相談したら、
「地域猫活動をしているのなら、そちらで見てください」と冷たく電話を切られたし。
ペットマナープロジェクト尾道 の主催者も、
一人15匹前後の子猫を育てている状況にあります。
こんな事をしていたら、人がつぶれます。
みんなポケットマネー、もしくはありがたい事なのですけど、
わずかな募金でやりくりしています。
ペットマナープロジェクト と名前を着けているのに、
存在を表すのを恐れているのです、自分達がいっぱいいっぱいだからです。
サイトを上手く使って、現状を伝え、広く募金を募る事をしてもいいと思うのですが、
アマゾンを使って「欲しいものリスト」を作り、寄付をして欲しい意向を伝えればいいのですけど。
そこまで広げるのを恐れているようです。
私はプロジェクトの人間ではないので、そこまではできませんが、
この状況、変わって、良くして行きたいです。
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