父の命日
もう、10年が経ちました。
早いものです。
ちょうど、尾道に越してきて1ヶ月が経った頃でした。
なので、父の入院先の看護師さんから電話を受け、
新幹線で駆けつけることができ、父との最後の時間を過ごすことができました。
これが、東京からだと間に合っていたかどうか?
でもね、父は、尾道への引越しには反対していました。
私は、父のベッドの横に簡易ベッドを用意していただき、
「ちゃんと休んでくださいね」と看護師さんから声をかけていただいたので、
ずっと寝たふりをしていました。
なので、一晩中看護師さんの様子を伺うことができました。
そして、早朝には、姉に悲しい電話をすることになりました。
でも、父のそばにいることができたことが、私にとってはとても嬉しかった。
私はお父さん子ですからね。
子供の頃は厳しいこともあったけど、優しい父親でした。
常に、学校では教えてくれないことを、何かしら教えてくれました。
誰にでも優しかった父であったことが、のちに母の言った言葉からわかりましたよ。
尊敬しています。
まだまだ、聞いておけばよかったことがあったのですけどね。
もう、叶いません。
ただただ、ありがとう❤️
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